生産される日本茶のブランド [八女茶・福岡県・食文化]

八女茶は、福岡県八女市・筑後市および八女郡内各町村で生産される日本茶のブランド。

福岡県筑後地方南部の筑後川の支流である広川や花宗川、矢部川とその支流星野川に広がる流域で栽培されるお茶。

八女は古来よりお茶の栽培として理想的な条件が整っている地域とされ、筑後川と矢部川両河川から運搬された土砂が交互に堆積した沖積平野からなっており、そこで栽培されたお茶は味が濃く甘みが強く感じられるのが特徴。

また霧の発生しやすい土地柄で山間部ではなだらかな山々が日の光を適度に遮り、古くから天然の玉露茶として珍重されてきた。

八女地方は日中の気温が高く、夜間は冷え込む特有の内陸性気候と、年間1600mm-2400mmの降雨量が、周瑞の学んだ中国蘇州の霊巌山寺付近の気候に近く、風土的に茶の栽培に適していたとされる。

また、八女地方では「あまおう」ブランドに代表される苺、「巨峰」ブランドのぶどう、みかん、キウイ、なし、かき、もも等の果物、米、小麦などの穀物、栗、梅、タケノコ、蜂蜜など様々な農産物が採れる土壌の豊かさや複数の河川から良質な水の恵を受け、お茶も日本有数。
update:2010年07月23日